他のライバーの配信を参考に視聴していたところ、BGMを使っていることに気がつき、自分の配信でも利用してみたいと思ったことはありませんか?
ですが、実際にBGMを流そうとして、
・好きな音楽をBGMとして使っても著作権的に問題ないのかな?
と悩んでしまい、配信で音楽を流すのはためらっているのでは?
この記事を最後まで読んでいただければ、次の3点について知ることができます。
・著作権NGな行為
・BGMを申請して流す方法
この記事を読み、正しいBGMの使い方を知れば、ライブ配信で問題なく音楽を使うことができますよ。
BGMを使えるようになれば、配信の雰囲気も変わりリスナーも楽しくあなたの配信を見てくれるでしょう。
また、雑談だけでなくパフォーマンスにも使えるのであなたの配信スタイルの幅が広がります!
イチナナでBGMを流す必要性とは?
イチナナでBGMを流す前に、なぜBGMがあるといいのか知っておくといいです。
要性を知ることで思いがけないメリットに気がつきますよ!
それでは、早速解説していきましょう。
ライブ配信で雰囲気を作り出せる
BGMがあるだけで、配信の雰囲気を作ることができます。
例えば、ハロウィンやクリスマスなどイベントごとに合わせた音楽を流すことで、普通の配信より雰囲気が変わります。
また、イベントだけでなく季節に合わせた音楽を使うことでも雰囲気も変えられるでしょう。
無音でライブ配信をするのもいいですが、リスナーが楽しめる雰囲気を作り上げることで、「また、ここの配信見たいかも」と思ってもらえる確率が増えますよ!
自分の配信でダンスや演奏を披露できる
雑談だけの配信ではリスナーが飽きてしまいますが、BGMを使いダンスや演奏・歌などを披露することで他のライバーに比べて魅力的な配信へと変わります。
また、他のライバーよりもパフォーマンスがうまいと話題になり、新規のリスナーも増えるでしょう。
BGMを使いライブ配信で雑談やパフォーマンスなどメリハリをつけることで、リスナーも飽きずに配信を見てくれますよ。
関連記事:イチナナでカラオケ配信ってどうやるの?守るべきポイントを徹底解説
音楽を利用するにはJASRACへの申請が必要!
イチナナでBGMを使う場合、JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)への申請が必要です。
申請せずに勝手に音楽をライブ配信中のBGMとして使うと、著作権違反で最悪の場合アカウント凍結になる可能性もあります。
トラブルになってからでは遅いので、BGMを使う前にしっかりと知識を頭に入れておきましょう。
イチナナでBGMを流すときは著作権に注意!
何も考えず適当にBGMを流すと著作権違反になっている可能性もあります。
トラブルにならないためにもどのような行動がNGなのかチェックしておきましょう。
申請なしでBGMを流したりアカペラで歌ったりする
JASRACへ申請せずにBGMに利用したり、アカペラで歌ったりするのは著作権違反の対象です。
何気なく配信中に行ったBGMの使い方を例に著作権違反について知っておきましょう。
・申請せずにアカペラでライブ配信中に歌った
・歌詞を読み上げた
「これは著作権違反にならないでしょ」と思っている方も多いでしょう。
しかし、実際は著作権侵害につながっている可能性がありますよ。
音楽を利用してパフォーマンスをした
JASRACへ申請せずに音楽を使いパフォーマンスすることも著作権違反です。
著作権的にNGなBGMの使い方について次にまとめています。
・申請していない音楽でDJをした
・BGMに合わせてダンスをした
・アーティストの音楽を演奏した
など…
上記の内容からリミックスやDJに関してはJASRACではなく、作成者への許可が必要です。
そのため、イチナナでは原則としてリミックスやDJとしての音源利用を禁止しているので注意しましょう。
JASRACへ申請なしでも使える音楽とは?
どのような曲でも使う場合はJASRACに申請しなければいけない!というわけではありません。
実は、JASRACに申請しなくてもイチナナで利用できる音楽は存在します。
それでは、早速どのような音楽は申請せずに使えるのか紹介していきましょう。
自作の音楽であれば申請なしでもOK
自分で作曲した曲であれば、当然JASRACに申請せずにBGMとして使っても問題ありません。
ただし、自分の曲といってもアーティストの楽曲を自分なりにリミックスした曲はBGMとして利用できないので注意しましょう。
フリー音源は申請なしでも大丈夫
ネット上などで配布されているフリー音源もJASRACへの申請なしで、ライブ配信中にBGMとして利用できます。
申請が面倒という方は、フリー音源を探してBGM代わりに使ってみるといいでしょう。
ただし、本当にライブ配信中に流してもいいのか、配布サイトの規約などをしっかりと読んでから利用してください。
商用利用OKであることをしっかり確認して使用しましょう。
イチナナ開催のカラオケグランプリは大丈夫!
イチナナで開催されるカラオケグランプリで利用できるカラオケの音源は、JASRACへの申請は必要ありません。
自由にカラオケの音源として利用してもOKです。
「アーティストの音源だけど本当に大丈夫なの?」と不安になる方もいるでしょう。
カラオケグランプリはLIVEDAMと提携して開催されているイベントなので、音源を利用するのはイチナナ側で許可されています。
ですので、安心してカラオケ配信ができますよ。
JASRACへ申請する方法
イチナナのライブ配信でBGMとして音楽を使いたい場合、まずはJASRACへの申請が必要です。
それでは、早速申請方法について解説していきましょう。
使える音源か確認する
まずは、あなたがイチナナのライブ配信で使いたいと考えている楽曲がJASRACのサイトにあるのか確認しておきましょう。
J-WID(http://www2.jasrac.or.jp/eJwid/main?trxID=F00100)の検索画面からアーティスト名や作品タイトルを入力して検索してください。
検索結果に表示される、対象の曲から「作品コード」をメモしておきましょう。
後ほど申請する際に利用します。
アプリから操作して申請する
作品コードをメモしたところで、早速イチナナのアプリからJASRACへ申請をしていきましょう。
次に手順をわかりやすく記載しています。
画面の中間くらいに「使った楽曲を報告」があるのでタップしましょう。
※申請画面が開かない方はこちらのリンクからも申請が可能です。
JASRAC楽曲使用申請(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfSN14lQzwlAprk4uaoJsPiHtLH4y66IU6ICC4Xz0J9fEAU_Q/viewform)
・申請画面が表示されたら、イチナナIDや使いたい音楽の作品コードを入力します。
「次へ」をタップするとJASRACへの申請が完了します。
利用したいBGMの申請はライブ配信前や後どちらでも大丈夫ですが、「申請するのを忘れていた!」というミスを防ぐためにも配信前に申請しておくことをおすすめします。
また、著作権のトラブルに発展しないためにも必ず申請してください。
申請後に音楽を流す方法
JASRACへの申請が済んだあと、音楽を流す方法について手順を追って解説します。
・ダウンロード後にスマホ・PCなどで音楽を流す。
または弾き語りやダンスなどにも利用可能です。
申請して音楽を再生するだけなので、手間がかからずにライブ配信で使うことができます。
おすすめのフリー音源サイト3選
「JASRACへの申請は面倒そう」という方は、フリー音源サイトで配布されている音楽をライブ配信中のBGMとして使うといいでしょう。
次におすすめのフリー音源サイト3選をまとめましたので、参考にしてください。
・DOVA-SYNDROME(https://dova-s.jp/)
・MusMus(https://musmus.main.jp/)
どのサイトも無料でBGMとして使用できます。
サイトや楽曲にはそれぞれ利用規約があるので、使用する場合は念のため確認しておきましょう。
BGMを流すために必要な機材とは?
ライブ配信にてきれいに音楽を流したいと考えている方は、オーディオインターフェースなどの機材があると役に立ちますよ。
イチナナでBGMを流せるようになって配信を楽しもう!
「ライブ配信で雰囲気を変えたい!」「音楽を使ってパフォーマンスしたい」と考えている方は、JASRACに利用したい楽曲の申請しましょう。
申請することにより、著作権のトラブルに巻き込まれず楽しくライブ配信をすることが可能です。
ライブ配信で音楽が使えるようになれば、あなたの配信テーマも広がり、「視聴者も雰囲気がいい配信者だな」と食いついてくれるでしょう!
そうすればさらに、あなたのファンが増えますよ!