相手にウケを狙って話をしているのに、なぜかいつも笑ってもらえず「ここが面白いのになぜ、笑ってくれないんだろう?」と悩んでいませんか?
「自分にはトークスキルの才能がないのかも」と自信がなくなり、話すことがおっくうに感じるのもわかります。
ですが、安心してください。
話を面白く伝えるのに才能はいりません。
コツさえつかめばあなたも面白い話し方ができる人の仲間入りです。
本記事では面白い話し方を身に着けるためのおすすめのコツ5選や注意点などについて解説しています。
この記事を最後まで読むと、トークスキルを身に着けられ、面白い話ができるでしょう。
面白い話の仕方で会話をすれば「この人面白い!話が飽きない」と人気者になること間違いなしですよ。
面白い話・話し方には法則がある
人を笑わせたり、惹きつけたりする話し方にはいくつかの法則があります。
ここで紹介する法則を知ることで、面白い話の仕方を習得する事前準備ができます。
空気に合った話をすることで笑いが生まれる
面白い話をするには空気を読んで話すことが大事です。
その理由は、空気に合わない話をしても「今、必要な話?」と思われ真剣に聞いてもらえない可能性が高いからです。
例えば、真剣な話の最中に笑わせようと面白い話をしても冷ややかな反応をされがちですが、わいわい盛り上がっている最中に、面白い話をすればその場の流れで笑いを誘える可能性が上がります。
ですので、話の流れを掴み、文脈のある笑いを狙ってみるといいです。
緊張が緩むときに笑いが生まれる
笑いは緊張が緩んだときに生まれる、という法則があります。
なぜなら、緊張しているときに想像しえない状況が発生することで気が一瞬緩むからです。
例えば、始業式や卒業式などの行事では静かにしなければいけません。
しかし、そんな状況の中でいきなり生徒もしくは先生が思いっきり派手に転んだとすると、緊張がほぐれクスっと笑ってしまいそうになりますよね?
また、自ら深刻そうに話をして緊張感ある雰囲気を作りだし、オチをつける話し方も笑いを誘えます。
どちらの方法にせよ、緊張から緩むときは笑いを誘える絶好のチャンスです。
イメージしやすい話は惹きつける力がある
相手の頭の中でイメージしやすい話は、実際に体験しているかのようなリアルさを与えるので、笑いを取りやすいです。
例えば、長々と理論だけの難しい話をしている校長先生なんかは、つまらないし、頭に入ってこないイメージがありますよね?
しかし、誰もがイメージしやすい内容で話すと「分かりやすくて面白い!」と相手が話を聞く気持ちになります。
なので、共通の話題やあるあるなどを織り交ぜて話すようにすると、イメージがしやすい話し方になるでしょう。
「イメージさせる話し方ができるか不安」と思う方は、まず自分の脳内でこれから話したい内容を映像化してみてください。
そうすることで、話しやすくなりますし、相手にも伝わりやすくなりますよ。
面白くするための大事なコツ5選
面白く話すためにはいくつかの大事なコツを知っておく必要があります。
もちろんすぐには身につかないので、明日から意識して挑戦しましょう!
どんどん上達するはずです!
話を少しだけ盛る
話を面白くしたい場合は、思い切って話を盛ってみましょう。
そうすると内容に迫力が出て、面白い話と認識してもらいやすくなります。
例えば、「この間、弟の足が臭くてやばかった!」と話すと、ただの感想のように伝わります。
しかし、「この間、弟の足が臭くて気絶しかけたし、鼻に臭いが染みついて晩御飯の臭いも、全部弟の足の臭いがして最悪だった」
というように、本当は一瞬臭かっただけなのに、少し話を盛るだけで面白みが増します。
また、内容に強烈なインパクトを与えることもできます。
ですので、ほんの少し話に味付けをする程度で盛ってください。
共感する内容を話す
面白い話をする場合、共感できるような内容を話すといいです。
なぜなら、相手にも似たような感情の経験があり、イメージしやすく笑いを誘えるからです。
例えば、「この間、酔っぱらってマンションの鍵を開けようと思ったんだけど、全然あかなくてさ。ずっとドアノブガチャガチャしてたの、そしたら中からいきなり知らない人が『誰ですか?』って出てきて、『不法侵入者!』って叫んじゃったんだけど、気がついたら自分の部屋じゃなくてめっちゃ恥ずかしかったわー」
というように、恥ずかしさという感情の共感で相手に面白い話として伝わります。
ですので、面白い話をする前に「この話は共感できるかな?」と考えて話すといいでしょう。
感情を込めて話す
面白く話すコツとして、感情を込めることは重要です。
なぜなら話の内容に深みが増し、相手を惹きつけられるからです。
例えば、面白い話なのに最初から最後まで笑顔1つ見せずに話をされても、相手はつまらなく感じてしまいます。
ですが、話している最中に喜怒哀楽で表現したり、登場人物のモノマネをしたりすると話に深みが増して惹きつけられます。
なので、面白い話をするときはなるべく大げさな感情表現をするといいでしょう。
擬音・擬態を使う
面白く話すコツとして、擬音語や擬態語はつけましょう。
なぜなら、相手に出来事の状況をより詳しく伝え、想像してもらいやすいからです。
例えば、「犬がこっちを向いて吠えてきて」と話すより、「犬がこっちを向いて”ワンワン”って吠えてきて」と伝えた方が、状況を想像しやすいです。
また、「この間、家にあった風船が割れたんだよね!」と話すより、「この間、家にあった風船が”バンッ!って割れたんだよね!」と伝えると迫力も増します。
というように、擬音語や擬態語を使うと、話に調味料を加えたようになり、より楽しく内容を受け取ってもらえるでしょう。
起承転結で話す
話を面白くさせるためには、起承転結に話すといいです。
なぜなら、話に高低差が生まれ、惹きつけられる話になるからです。
例えば、「イケメンに会った」だと、ただの自慢話に過ぎません。
しかし、「この間、散歩してたら段差につまずいて転んで、”今日はついてない!”なんて思ってたんだけど、助けてくれた人が超イケメンで、転んでよかったと思った~」だと、最悪の状況から最後に盛り上がる内容へともっていくことで話の面白さも増加します。
起承転結に話すことは難しいかもしれませんが、何度か練習することで身につくでしょう。
話し方以外にも気を付けること!
面白い話をする場合、話し方以外にも気を付けるポイントがあります。
先ほど紹介した5つのコツと一緒に覚えて、さらに話し上手への道へ進みましょう。
動作をつけるといい
話し方以外にも、動作をつけることは面白い話をするコツとして大事なことです。
なぜなら、大げさな動作を加えることで、話の内容をイメージしやすく、動作で笑いを誘うこともできるからです。
例えば、話の途中で「大きな箱が」という内容が出てきた場合、手でどれくらいの大きさなのか伝えることで、相手はどれくらいのサイズの箱か想像しやすくなります。
話の流れで手振り・身振りをすることで、あなたが実際にあった面白い話を忠実に再現でき、面白さを伝えられるでしょう。
声の大きさには注意
話を面白く伝えるためには、声量も注意した方がいいでしょう。
理由は、声が小さいと相手に聞こえにくく、上手に話を伝えられないからです。
例えば、声が小さいと相手に「え?今なんて言ったの?」と聞かれて話の腰が折れ、これから話そうとする内容の面白さが半減します。
しかし、声を大きくして話すことで、1度で内容を伝えられるので、内容もしっかりと入ってきます。
実践するのにはライブ配信がちょうどいい!
「面白い話をするためのコツを知ったのはいいけど、いきなりコツを意識しながら会ってる相手に話しをするのは緊張する」という方は、まずライブ配信アプリを使い、挑戦してみるといいでしょう。
ライブ配信であれば、視聴者とのやり取りはチャットなので、相手の表情などを確認することなく話せます。
ライブ配信で何度か面白い話し方を挑戦して、視聴者の反応がよくなってきた段階で、友人や知り合いに面白い話を聞かせてみるのがいいでしょう。
面白い話の仕方を見事に習得できれば、人気者になれる上に、ライブ配信では稼ぐこともできるのであなたの歩む人生は、毎日が充実した生活へと変化を遂げるでしょう。