ゲーム実況をメインにして配信をしているライバーは、通常のライブ配信にくらべて苦労することが多いです。
ゲームをしながらコメントに反応しつつ、面白いしゃべりもしないといけないのは難しいですよね。
そこで今回は、ゲーム実況配信でリスナーにウケる喋り方や、NGな喋り方まで分かりやすくご紹介します!
今回紹介するような事前知識があれば、ゲーム中に余計な思考をしなくて済むようになります。
ちゃんとゲームを楽しみながら、もっと配信を盛り上げることができますよ!
ゲーム実況で配信を盛り上げる方法とは?
やっぱりゲーム実況のライブ配信は喋りが面白いとウケがよく、視聴者が盛り上がることは間違いありません。
その上に、ゲーム実況のライブ配信は、通常のライブ配信で必須とされる『コメント返し』をしつつ、自分自身がゲームを楽しまなければならない難しさがあります。
これからご紹介するのは、ゲーム実況配信における必須事項とウケの良い、悪い喋り方。
一部例を混ぜながら詳しく解説していきます。
ゲーム実況の必須事項
ゲーム実況とはいえライブ配信ですので、『リスナーとの対話』は必須事項となります。
アクションゲームや常に頭を巡らせる必要のあるゲームであれば、合間合間にコメントを返せるタイミングを作る、RPGやソロ用のゲームであれば、退屈な間がないように雑談を挟むなど、創意工夫が必要となります。
『リスナーとの対話』と『自分自身がゲームを楽しむこと』の2つが最低限の必須事項となりますので、これだけは何があっても必ず守るようにしましょう。
ウケの良い喋り方4選
リスナーにとってウケの良い喋り方はいくつかありますが、これは狙うリスナーの年齢層にもよります。
自分のライブ配信によく来てくれるリスナーを思い浮かべながら、自分に合った喋り方を見つけてみてくださいね。
①リアクションをメインにした喋り
ゲーム実況は、リアクションが大きい方がウケやすいです。
ゲーム中の些細なことでも反芻するように繰り返して喋ったり、驚きのあるシーンではいつもより大きな声を出したり、その場のテンションに任せた喋り方が必要となります。
ゲーム実況を好む視聴者の多くは『友達が隣でゲームを楽しんでいる姿を見たい』タイプの人が多く、この場合はリアクションの後にリスナーへ話しかけることでよりライブ配信に一体感が出て盛り上がります。
ただし、過剰すぎるリアクションは逆効果の可能性もありますので、気をつけるようにしましょう。
②常にハイテンションを意識した喋り
ゲーム実況中はハイテンションを維持したままプレイするのも、ウケの良い喋り方です。
こちらはRPG実況等では難しいですが、対戦ゲームやアクション要素の強いゲームに特に有効。
見ているだけで無条件に楽しくなれる実況であれば、またたく間に大人気ライバーになれるでしょう。
ただし、こちらは負担となる労力が多く、声量等にも注意が必要。
ハマれば自分自身もいつもより楽しくゲームをプレイすることができます。
③落ち着いた雰囲気を大事にした喋り
大声を出すようなタイプでない場合は、落ち着いた雰囲気を重視した喋り方がおすすめです。
適度にリアクションを取りつつ、落ち着いたままゲームを楽しんでいる雰囲気を伝えるのは難しいと思いますが、前もって話すことを決めておけば通常の雑談配信のような感じで楽しめます。
ゲームに集中できる分、喋ることがおろそかになりがちなので注意が必要です。
④ツッコミをメインにした喋り
ゲーム中に何かに対してツッコミを入れる『反応型』の喋り方です。
発想力にある程度の自信があれば、ツッコミをメインにして喋るようにするとスムーズな対話にもなり、ウケも良くなるでしょう。
一度やったことがあるゲーム等をプレイする際なんかは、前もって『ツッコミポイント』を考えておけばより楽しい実況ができるはずです。
ウケが悪い喋り方4選
ウケが悪い喋り方は、リスナーの層に関係なく、ただ単純に実況として成り立っていなかったり、ライブ配信としてイマイチな内容だったりします。
なるべく気をつけたいので、自分自身が当てはまっていないか注意しながらご覧ください。
①過度な暴言
ゲーム中にイライラしたりすることもあると思いますが、過度な暴言は必ずリスナーに不快感を与えます。
自分でも気が付かないうちに小声で漏れてしまっているパターンもありますので、必ず注意するようにしてください。
②音量
ゲーム実況配信の一番の注意点とも呼べる『音量調整』。
ゲーム音が大きすぎて自分の声が届いていなかったり、自分の声ばっかりでゲームの音が入っていなかったりするパターンが多いです。
喋り方ではありませんが、必ずつきまとう問題なので気をつけてくださいね。
③暗い雰囲気
楽しいゲームなのにぼそぼそ喋っていたり、シーン問わずずっと暗い雰囲気で実況しているようだと、ゲーム自体を楽しめていなそうな雰囲気になってしまうのでウケが悪いです。
一部一部そういう雰囲気にするのは実況のメリハリとして良いパターンもありますが、常に暗い雰囲気はリスナーも楽しくないのですぐに視聴をやめてしまいます。
自分自身もゲームを楽しめなくなってしまう原因にもなるので、明るい雰囲気を意識した喋り方にするようにしましょう。
④ネタバレ
ストーリーのあるゲームを実況する場合は、絶対にネタバレをしないようにしましょう。
例えばこれから先に仲間が死んでしまうシーンがあったとしたら、その事実を隠すのは当然のこと、『ここからなあ……』みたいに何かを匂わせてしまうのもNGです。
そういった発言は控えるようにしてください。
参考にできる実況者
ゲーム実況の喋り方として参考になる実況者を3人ご紹介します。
一部はライブ配信をあまりしない実況者ですが、喋り方で人気を獲得している大御所なので参考にしてみましょう。
ハイテンションリアクション型『最終兵器俺達・キヨ』
ニコニコ動画やyoutubeで活動中の最終兵器俺達というグループのリーダー的存在である『キヨ』。
常にハイテンションで、ゲームに対するリアクション芸が強く、幅広い層に人気があります。
ゲームの腕前は至って普通、動画の編集も普通なので、完全に喋りのみでファンを獲得し続けている超大御所です。
落ち着いた雰囲気の対話型『ふぅ』
こちらもニコニコ動画とyoutubeで活動している実況者です。
グループ等には所属しておらず、単身でずっと実況活動を続けています。
実況動画では落ち着いた雰囲気をメインにゲームの解説などをしていますが、一部シーンでは一点して過度に慌てるといったおちゃめな部分もあり、今人気の実況者です。
ライブ配信になるとリスナーとの対話をメインにしながら、プレイ中のゲームについてのみ語り続ける『夢中感』がとても好印象。
人気の秘訣は、その声質に合った喋り方でしょう。
ツッコミ対話型『加藤純一』
youtubeやTwitch、ニコニコ動画などでライブ配信をメインに実況をしている『加藤純一』。
ゲーム中の自分の行動やゲームに対してのツッコミをメインにしつつ、リスナーと協力してゲームをクリアしていくプレイスタイルが幅広いリスナーに人気です。
プレイするゲームに対してぶっちゃけた感想やリアクションをとる喋り方が清々しく、色々なライブ配信者とコラボもしています。
まとめ
ゲーム実況をしながらのライブ配信は難しい反面、多くのファンを獲得するチャンスが多いです。
ライブ配信に来てくれるリスナーの多くは、そのゲームに興味がある、もしくはそのゲームを好きでいる人だということを頭に入れておいてください。
『ゲームを楽しんでいる人を見たい』と思っている視聴者が多いジャンルですから、自分がゲームを楽しむ姿勢を忘れないようにしましょう。